合宿免許の最短日数と合宿期間のスケジュール

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合宿免許の最短日数とスケジュール

合宿免許の魅力は、通学より安く早く卒業できることです。

ここでは、合宿免許の最短日数とスケジュールについて解説します。普通免許のATとMT、準中型免許でそれぞれ最短日数は違います。

管理人
最初に断っておきますが、あくまでも最短であって「全員がその日数で卒業できる」わけじゃないです。

大学や学校の授業が始まる日や、アルバイトのスケジュール、卒業式や入社式など外せない予定がある人は、余裕をもって入校しましょう。

最短期間+何日余裕があった方がいいのかのアドバイスも要チェックです。

合宿免許の最短期間

普通免許のAT・MT・準中型免許の最短日数は以下の通りです。

普通免許(AT) 普通免許(MT) 準中型免許(免許なし)
最短日数 13泊14日 15泊16日 17泊18日
学科教習 26時限 26時限 27時限
技能教習 31時限 34時限 41時限

赤字が最短日数ですが、教習所の休校日や混雑具合、入校日で違いますので、申し込む前に必ずチェックしましょう。最短期間が1、2日長い教習所も少なくありません。

普通免許を取る前に、原付の免許を取った人もいるでしょうが、原付の免許では日数に違いはありません。

原付ではなく自動二輪免許を持っていると、第一段階の学科が免除で、第二段階も学科を2時限しか受けなくて済みます。

でも技能教習は2時限少なくなるだけですし、技能教習は1日に受講できる回数が↓このように決まっています。

1日に受けられる技能教習

・第一段階:2時限/日
・第二段階:3時限/日

合宿免許の最短日数は、技能教習の1日の受講数制限で決まっているようなものなので、自動二輪免許を持っていても最短日数はほぼ変わりません。

合宿免許のモデルスケジュール

合宿免許のスケジュールを、普通免許(AT)の場合で紹介します。

  1. 1日目:【第一段階】入校説明・適性検査・技能2・学科1
  2. 2日目:技能2・学科3
  3. 3日目:技能2・学科3
  4. 4日目:技能2・学科2
  5. 5日目:技能2・学科1
  6. 6日目:技能2(みきわめ)・効果測定
  7. 7日目:修了検定・仮免学科試験【第二段階】技能2・学科1
  8. 8日目:技能3・学科3
  9. 9日目:技能3・学科4
  10. 10日目:技能3・学科3
  11. 11日目:技能3・学科1
  12. 12日目:技能3・学科(応急救護教習)3
  13. 13日目:技能2(みきわめ)・学科1・効果測定
  14. 14日目:卒業検定・卒業証明書交付

メモ

・適性検査:運転に関係する判断力・動作の正確さ速さを自覚するために検査
・みきわめ:修了検定、卒業検定前の技能の模擬試験
・効果測定:学科試験前の学科の模擬試験
・修了検定:第一段階の技能試験
・仮免許学科試験:第一段階の学科試験
・応急救護教習:人工呼吸、心臓マッサージなど負傷者を救護するための応急処置の教習
・卒業検定:教習所を卒業するための技能検定

毎日技能教習が2時限ないし3時限入っているのが分かると思います。

修了検定・仮免許学科試験までが第一段階、それ以降が第二段階です。技能教習は第一段階は教習所内のコースで、第二段階は実際に路上に出ます。

修了検定・卒業検定前のみきわめと、修了検定・卒業検定はテストですから、落ちることもあります。

また、技能教習は1回1回で教わる技能が身に付かなければ「もう1回」ということもあります。

技能教習は1日の受講数の上限びっちりでスケジュールが組まれていますから、タイミング次第ですが1回落とすだけで1日延長することになるかもしれません。

管理人
2、3回落とすと確実に日数が伸びてしまいますので、最短日数で外せない予定を入れない方がいいでしょう。

免許を取得するには最低+1日必要

免許証 イラスト

合宿免許を卒業すると免許証が貰えるわけではありません。

住民票のある都道府県の運転免許試験場で、学科試験を受けて合格する必要があります。

ですから、少なくとも合宿免許の期間+1日は必要です。

合宿免許で確保した方がいい日数

合宿免許を最短で卒業できるかどうかは、ぶっちゃけ本人の力量と学習意欲次第です。

管理人
年齢や性別、AT・MTそれぞれで「最短で卒業できるのは●割」とは残念ながら言えません。

学科はしっかり授業を聞いて、予習・復習すれば、効果測定・仮免許学科試験を落とさない努力はできます。

車に乗る技能教習やテストに関しては、運動神経・適応力など人それぞれ千差万別です。

あえて言えば、女性の方が落とす人が多く、年代だと20歳前後の女性より30歳以上の女性の方が落とす可能性が高いです。

でも、若い男性でも落とす人は落とします。

確保した方がいい日数

合宿免許+運転免許試験場での試験で、少なくとも3週間(21日)は確保した方がいいです。

「落としそうだな」と不安な方は、もう1週間余裕があると落ち着いて教習・検定・試験を受けられます。

ほとんどの合宿免許の教習所は、延長保証が付いてて追加料金はかかりません。

条件は25歳・30歳・35歳のラインで保証が違う教習所が多く、若いと卒業まで保証してくれる教習所が多いですが、年代が上がると時限数の制限が設定されています。

不安がある方は、保証内容を詳しくチェックして教習所を選びましょう。

合宿免許の最短日数・スケジュール【まとめ】

合宿免許の最短日数やスケジュールのイメージができたでしょうか?

「俺は最短で卒業できる!」と自信があっても、いつもと違う場所で少なくとも2週間滞在するわけですから、風邪をひいたり体調を崩すこともあるかもしれません。

卒業後に帰って運転免許試験場での試験も考えて、免許を実際に手にするまで3週間以上は確保しましょう。

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